最近仕事柄で企業の代表者とお会いする機会が頻繁にあります。
町の小さなお店から大企業まで様々です。

この仕事をしていて良かったと思えるのが業種に関わらず
様々な企業にお会いし実態が見えてくることです。

例えば外観は今一つ(失礼)で高齢の夫妻が長年経営

している飲食店の年商が数千万から実は数億規模であったり、

とあるゴルフ場では月に3万人の利用者が常に訪問していて

単価計算で毎月億を超える売上が容易に予測できたりする。

いい企業は必ず主力となる商品やサービスを持っていて

考え方に柔軟性があるという共通項が見えてくる。

逆に昔であれば人口が多くて自然と人の流れが常にあるから

売れていた企業すらも少子高齢化や人口減少からインターネットの力

をかりないと集客できずに倒産していく企業もたくさん見てきた。

尊敬する経営者の1人のユニクロの柳井正さんは著書の経営者になるための

ノートで良い商というのは「たった一つの商品で勝負できるような

状態になる事だ」という一説がある。

ユニクロという多品種な洋服も過去はフリース、現在なら

ヒートテックという事になるだろうか。

さて、話を戻して最近出会った驚いた企業を3つ紹介したい。

まず一つ目は都内にある町の小さな豆腐屋さん。

この豆腐はまるでケーキなんじゃないかと思える程おいしくて

人気があり豆腐だけで90年の商売をやっている。

お客さんは豆腐屋さんのファンでお店に差し入れをしたり、

通貨だけで交換できない信頼関係を交換しているように見えた。

日本の古くて良い伝統を目の当たりにして見ているこちらまで

笑顔になる光景だった。

次に木製のハンガーだけで70年続くハンガー屋さん。

楽天の三木谷社長から楽天ショップで表彰を受けている。

ハンガーとしては高値だが木製のハンガーは美しく

お気に入りのスーツやこだわりの洋服をかけたら眺めたくなる程の

美しいハンガーで現在は時代の流れでネットショップを運営しているが、

リアルの対面販売も行うお店だった。

そして最後は50年続くボクシングジム。

過去に日本チャンピオンを輩出した事もある名門ジムだ。

ボクシングを見るのが好きで井上選手とドネア戦はたまらない一戦

であり男としての憧れがあっただけにジムにあるサンドバックやグローブ、

数々の賞を眺めて刻んできた歴史と伝統に敬意を抱いた。

ただ、それだけではない義理人情の強い世界なのか私に

200人近くのボクシングジムの大切な繋がりをご紹介くださった。

これはもう感謝でしかなく頭が上がらなかった。

人と人との繋がりで成り立っている事を感じずにはいられなかった。

常々、感じる事は一つの商品やサービスに惚れ込み情熱と

努力を注ぎ続けられる会社は社会から必要とされて

長く繁栄する可能性が高いということだ。

逆はどうだろうか?やれあれは儲かりそうだから手を出して

みようかとか、その甘い考えの繰り返しではいつまでも本物にも

なれなければ人生すらも始まらんって話しです。

だからやはり長期目標を見据えて今を生きるべきだと思った。

時代は縦に深堀る事と同時に様々な分野を超えてつなげていく力

が求められているように感じますが、何か成したい事があれば

自然と磁石のように必要なものは集まってくるように思える。

いずれにせよ誰が見てもどこから見ても応援したいと思われるような企業、

人、考え方、哲学をこのような素晴らしい企業の姿から見て

培っていこうと思えたエピソードだった。おしまい

Hideki Tamae
limelien@hideki-tamae.com
(株)Limelien代表取締役社長

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